2021.12.23 / リリース
世界最先端の非接触バイタルセンシング技術「SENSING」実証実験開始に伴いAndroid版デモアプリ提供開始 〜メンタルクリニック・人材サービス・スポーツジム・高齢者施設などと共同実施〜
非接触バイタルセンシング技術で、健康に関するあらゆるサービスが遠隔・非接触となる未来の実現にチャレンジする株式会社センシング(東京都港区 代表取締役社長:金 一石)は、テレワークや遠隔診療の普及による自宅での健康管理のニーズ増大を受けて技術提供を開始した、非接触バイタルセンシング技術「SENSING」のAndroid版デモアプリケーションを、2021年12月17日(金)より当社技術が有効活用可能な分野の企業に向けて、技術提供を開始いたします。
現在、メンタルクリニック、人材サービス企業、スポーツジム、高齢者施設などと共同で非接触バイタルセンシング技術「SENSING」の有用性を確認するための実証実験を進めており、その過程でIOS版に加え、Android版デモアプリケーションを開発しました。
世界最先端の非接触バイタルセンシング技術「SENSING」とは
本技術は、特別なカメラやハードを必要とせず、スマートフォンやPCに搭載されているカメラで動画を撮影するだけで脈拍や交感神経、副交感神経などのバイタル情報の取得が可能となります。屋内外問わず、誰でも、手軽に非接触で健康のチェックができます。
「非接触×健康」をキーワードにヘルスケアDX推進企業と共同で実証実験開始
我々は、「非接触でバイタル情報を取得し人々の健康を守る」をミッションに掲げ、5年前から非接触バイタルセンシング技術の独自研究を進めてきました。コロナ禍を経て遠隔・非接触での健康管理が重要視されたため、ヘルスケアDXに応用すべくアプリケーションの開発を進めてまいりました。様々な分野で「SENSING」の技術活用を進めるため、現在、アプリケーションの実証実験に取り組んでいます。
ストレスフルな社会が抱える健康管理上の課題
近年、特に未病状態の人口が増え、ストレスに苛まれている方が多くいらっしゃいます。テレワーク下における従業員の遠隔での健康管理に関して、微妙な表情の違いが読み取りづらく健康管理が行き届きにくい、また、若年層・高齢層共に生活習慣病が増加傾向にある中、日常的にバイタル情報を計測していないため体調の変化に気づきにくいなど多くの課題があります。
日常的なバイタルデータ取得の有用性を確認する実証実験
非接触バイタルセンシング技術「SENSING」は、鬱や躁鬱の前兆をバイタルデータからいち早く読み取るツールになり得ると考えており、その有用性を確認するため、メンタルクリニックの受診患者様や人材サービス企業の従業員の皆様と共にテレワーク下でのストレス状態を計測し、また大手スポーツジムの会員様、高齢者施設の利用者の皆様と共に日常的なバイタル情報の計測を行う実証実験を進めております。
今後は、配送ドライバーの運転中のストレス状態把握や、治験を受診する方のバイタルを測定する実証実験を行う予定です。
その他、私共の技術が有効活用可能な分野に積極的に技術提供を推進していきますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
※各種画像はすべてサービスイメージです。